司法試験を諦めたくないあなたは、どこに就職すべきなのか?

弁護士になる夢を捨てきれないけど、まずは生活のために稼がないといけないあなたへ

法学部在学中に予備試験に合格できるバイタリティはなかったけど、在学中はすごく頑張って勉強した。

だからこそ逆に弁護士の夢を捨てきれずにいるが、家庭の事情でロースクールに行くお金や、予備試験浪人するお金もない。

ここまで読んで少し胸がチクリとした方・・・実は管理人もその一人でした。

弁護士になるために有名大学に進学したのですが、卒業時ですでに借りた奨学金は600万円。

小学校からの夢であった弁護士にもうすぐ手が届くのに・・・と思いながらもこれ以上の借金を重ねる勇気はなく、文字通り泣く泣く進学を諦めた大学3年生。

もしかしたら、働きながら勉強しながら予備試験に合格できるかも!

そう思ってロースクール受験に一喜一憂する友人達を横目に営業職に就職しましたが、現実は甘くありませんでした。

そこで今回は、ロースクールへの進学を諦めて社会人生活を送った管理人だからこそ紹介できる、司法試験を諦めたくないあなたに最適な職場について検証してみます。

法律事務所に一旦就職するのは、最悪の方法

司法試験にいつか合格したいなら、法律事務所に就職してはいけません。

このことを知らなかったため、法律事務所に就職した管理人は、おそらく今後一生司法試験にチャレンジすることはないでしょう。

それくらい、法律事務所には「魔力」があるのです。

法律事務所で仕事をすると「法律を通して社会のためになりたい」欲が消えてしまう。

司法試験を目指す人たちが大なり小なり動機としているのが「法律を通して社会のためになりたい」という想いだと思います。

この想いを胸に、辛い試験勉強や何度も繰り返される試験に耐えていくのです。

しかし、アルバイトなどで軽く関わるのではなく、正社員として法律事務所に就職すると「法律を通して人を助ける」仕事をすぐに経験します。

一見、資格がない以上は合格した資格者とは使う法律のレベルも違い、課題解決の範囲も狭くなるため、そんなに影響を受けないように思えますよね?

ただ、課題解決の範囲が少々狭くなったとしても、「自分の知識で人を救えた!」という経験は、自分の中に快感として記憶されます。

つまり、「法律で人を助けたい」という目的が無資格でもある程度達成されてしまうことにより、勉強へのモチベーションが下がりやすいのです。

「資格がなくてもやりたいことできるんじゃないか?」という葛藤が生まれる。

「資格試験に合格しなくても、法律で人を助けることができる!」ということに気づいてしまうと、もう一つ問題があります。

人は楽な方に流れやすい生き物のため、「この試験に合格したらこういうことができる!」というイメージを持つよりも先に、「この試験に合格しなくてもこういうことならできる!」という発想になってくるのです。

もちろん、資格がないとできない仕事もあり、そこに自分自身のこだわりがあれば楽な発想に流れにくくはあるでしょう。

ただ、今までは「資格がないとできない」と思っていたことが「資格がなくてもできる」となれば、やはりモチベーションを保つことは難しくなります。

そして、必死にモチベーションを上げようとすると、そのうち「モチベーションをコントロールしてまでこの資格が欲しいのか?」という壁にぶつかります。

業界のリアルが分かってしまったがゆえに、いらない悩みが増えてしまう・・・そんな葛藤、受験期にお金をもらってでもしたくないですよね?

じゃあどこに就職すれば良いのか?

勉強時間は欲しいけど、生活費や本代のために就職したい!という方もいらっしゃるかと思います。

兼業受験生はランニングコストがかかりにくい分、何年で合格できるかが読みにくく、お金の確保が生命線になってきます。

定時で帰れる仕事をひたすらに探すべき

仕事選びは予備校選びより大切です。

なぜなら、そのあと合格するまでに、勉強以外でずっとストレスを運んでくる原因になるから。

そこで一番に優先すべきはもちろん「試験勉強時間の確保」です。

いくら楽な仕事でも、給料が高い仕事でも、受験のための勉強時間を削られてしまっては、元も子もありません。

知り合いの会社〜などで事務をさせてもらえれば良いでしょうし、一般事務で時給制だったり、ほとんど残業がない仕事は必ず探せばあります。

ここは、面倒だからといって妥協せずに、”お金では買えない”あなたの「時間」を守ってください。

就職先の検索や面接に少々時間がかかっても、そのあとの試験勉強時間が継続的に数年確保できるのであれば、最終的にはプラスになります。

逆に、就職先を適当にすぐ決めれば目先の勉強時間は確保できますが、転職活動によって再度時間の確保が必要になったり、毎日数時間ずつ勉強時間をじわじわと削られてしまう結果が待っています。

就職面接の時に、受験勉強をしたいことを言うべきか?

面接の時に受験生であるべきかをいうかどうかは、誰もが悩む点かと思います。

人事担当としては言われていた方が嬉しいですが、仕事自体に迷惑をかけなければ言う必要はないと思います。

むしろ「働きながら司法試験勉強しています」と言われると「仕事より勉強を優先しそう」という理由で採用されないパターンが多いです。

また、採用されたあとも上司からの「今年はどうだった?」「どれくらい勉強しているの?」名どの余計な詮索に神経をすり減らすことになります。

試験合格のために心を鬼にして口をつぐみましょう。

その代わり、「仕事の時間はちゃんと働くから職場に絶対迷惑をかけない」と心で強く決意してください。

職場の先輩には、司法試験勉強していることを言うべきか?

上記の通り、余計な詮索や受験前後の気遣いなどに神経をすり減らすリスクがあるので、管理人は誰も言わないほうが良いと思っています。

ただ、例外的に、行ったことによって恩恵が受けれる場合もあります。

例えば
・直前期にまとめて有給を使うことに対して同僚が理解して助けてくれる。
・残業ができない、飲み会に来ない等の事情を理解してもらえる。
・応援してくれる人のために頑張れる。 などです。

ただし、本当にこれは職場の雰囲気にもよるので、話す場合でもいきなり全員に伝えるのではなく、信頼できる上司だけに相談してみてはいかがでしょう?

避けた方が良い業界や業種はあるか?

これは、明確に「この条件がある業種には行かないほうが良い」ものがあります。

まずは、予備試験前が繁忙期の業界です。試験前に遅くまで仕事をしたくもないでしょうし、その時期に抜けるのは会社に対しても誠意がありません。

また、部署異動が盛んな業界や、緊急対応が必要となる職種は避けたいですよね。

定期的に新しいことをかなりの量覚えないといけない・・・土日でも電話がかかってきたら対応が必要・・・そういったストレスからは無縁の仕事が良いでしょう・

また、これは入社して見ないと一概には言えませんが、「昼休みはみんなでご飯に行く」ような雰囲気よりは、「それぞれが好きに過ごす方」ような雰囲気のほうが、昼休みにも勉強時間が確保できるためオススメです。

実際に管理人が行政書士に3ヶ月で合格した時には、昼休みは3ヶ月ひたすらご飯を食べながらも勉強しました。

ましてや行政書士試験の何倍む難しい司法試験です。

昼休みの1時間をどう使うか、同僚の他愛もない話に花を咲かせるよりは勉強したほうが良いでしょう。

社会人受験生は予備校に通うべきかどうか・・・に答えなんかはない

予備校や、通信講座や、独学や・・・色々な方法があるが、正直「これだ!」という解決法はありません。

だってそんな「王道」な方法があったら、みんな合格していると思いませんか?

万能薬がなく、時間だって限られている、そんな中で自分にあった勉強方法を模索するのすら面倒だと思う人に、働きながら合格なんてできるはずがないのです。

それでも、闇雲に予備校を試したりするのはどうしても面倒と言う方へ

だからと言って独学で勉強を進めて、いつまでたっても合格できないのでは意味がありません。

加えて、社会人合格者は母数が少なく、細かい話はインターネットでも個人ブログ位にしかないため、「時間のある学生用」の情報に惑わされないように注意が必要です。

そこで、まずは各予備校に無料で資料請求をすれば、合格者体験記や講座の資料がもらえるので、それを参考に読んではいかがでしょうか?
LECオンラインショップ(E学習センター)

また、以下のサイトでお試しで通信教育の教材が使えるので、1週間試してみてはどうでしょうか?
あなたの時間は限られている!最も効率的な法律学習法!【資格スクエア】

まずはトライ&エラーを繰り返して、自分にしっくりきて続けられそうな勉強方法を確立してください。

あなたが今大学生なら、就職後3年が勝負期間

これは管理人が実際に働いてみて感じたことです。

管理人が受験勉強した際には、すでに司法試験に合格していた大学時代の友人たちに相談して、最低限読んだ方が良い本や講座を教えてもらいましたが、結局は深夜まで接待の多い営業の合間に十分な勉強はできず、転職して法律と関わるという道に変更をしました。

ただ、道を変更した時にはすでに知識はかなり鈍っており、昔分かったはずの問題もわからなくなっていました。

それに加え、法律と関わっていくうちに「資格がなくてもできるじゃん」と思ってしまい、私の受験生生活はあっさりと幕を下ろしました。

大学時代にそこそこ勉強していた人にとっては、学生時代の知識と情熱が鈍っていない、社会人生活の早目に合格するというのはかなり重要になってきます。

そして、合格後のあなたと、いつかどこかで一緒に仕事ができることを楽しみに待っていますね!